2017年3月15日水曜日

セツブンソウとセリバオウレン




スマホのカメラでこのくらいまで植物の写真が撮れるようになったんだ。感慨w
総領町のセツブンソウとセリバオウレンを見てきました。

第2江川橋梁ふたたび


三江線 宇都井-石見都賀駅

機種:Canon EOS 7D
ISO感度:1000
シャッタースピード:1/16秒
レンズ絞り値:F8.0
露光補正量:EV-2.0
レンズの焦点距離:70.00(mm)

「ここは一度撮った場所だから・・・」なんて理由で機会を逃すのはもったいない。江の川をワンスパンで渡る三江線の宇都井-石見都賀駅の第2江川橋梁。狭まった谷間の山腹からいきなり列車が飛び出すような景観が人気のスポット。最初は夕刻、鉄橋を渡る列車を狙った。全体的に渋めのトーンで撮れたと思う。


機種:Canon EOS 7D
ISO感度:100
シャッタースピード:1/20秒
レンズ絞り値:F11.0
露光補正量:EV0.0
開放F値:F5.7
レンズの焦点距離:55.00(mm)
EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS STM

そして先日、列車到来までに時間が無く、なかば妥協してこの場所に再び三極を立てた。今回は早朝、川面に徐々に届き始めた日差しによって、川霧がみるみる霧散しはじめていた。山稜にかかる空は眩しいくらいに白気ていてフレームに入れれば全てが台無しになりそう。やむなく鉄橋が入るギリギリまでカメラを下に振って川面の反射光を広く取り入れてみた。僥倖だったのは鉄橋に強く反射した朝日が川霧に浮かび上がって印象的になったこと。陳腐な写真を量産することを躊躇わずに同じ場所にも通うべきだろう。

里は雨、山道はミゾレ、山は雪


三江線 石見都賀-石見松原駅

機種:Canon EOS 7D
ISO感度:800
シャッタースピード:1/30秒
レンズ絞り値:F6.3
露光補正量:EV-1.0
開放F値:F2.8
レンズの焦点距離:70.00(mm)
EF70-200mm f/2.8L IS USM

寒波到来の報を受けて現地を訪れても期待した雪は降らずに雨に濡れることもしばしば。そういう時は辛抱して車中で夜を明かして朝一番の光景に期待する。そうすると里と山を塗り分けるように上部が冠雪、或いは霧氷によって白化して独特の景観を得られる。朝早ければ色温度を変更し寒々しく表現するし、日が昇って谷間の底まで光が差し込む用になれば色温度を戻して緑や黄葉との対比を愉しむ。


三江線 口羽-伊賀和志駅

機種:Canon EOS 7D
ISO感度:200
シャッタースピード:1/50秒
レンズ絞り値:F13.0
露光補正量:EV-0.3
開放F値:F2.8
レンズの焦点距離:50.00(mm)
EF50mm f/2.5 Compact Macro


三江線 石見川本-因原駅

機種:Canon EOS 7D
ISO感度:250
シャッタースピード:1/80秒
レンズ絞り値:F11.0
露光補正量:EV0.0
開放F値:F5.2
レンズの焦点距離:44.00(mm)
EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS STM


三江線 石見川本-因原駅

機種:Canon EOS 7D
ISO感度:250
シャッタースピード:1/100秒
レンズ絞り値:F14.0
露光補正量:EV-0.3
開放F値:F2.8
レンズの焦点距離:70.00(mm)
EF70-200mm f/2.8L IS USM

2017年3月12日日曜日

夕日が撫でる第三可愛川橋梁


機種:Canon EOS 7D
ISO感度:200
シャッタースピード:1/60秒
レンズ絞り値:F13.0
露光補正量:EV0.3
開放F値:F5.7
レンズの焦点距離:55.00(mm)
EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS STM

香淀-作木口駅のこの場所。車を走らせていてもチラ見でよさそうな場所だなぁ、となるので、お手軽で人気の撮影地だ。自身も何度もここで撮影しているが結果的には鉄橋を渡る列車の図、以上のものにはならなかった。ちょうどこの日、空を覆う雲は厚かったが、西の空の雲が僅かに割れて濃厚な橙色を纏った夕日が顔を出してくれた。別の撮影地に向けて車を走らせていたのだが、この機会を逃すわけにはいかずUターンして現地に三脚を立てた。列車の通過までにあまり時間が無く、試写もそこそこに列車を迎えることとなった。MFでのピント合わせを優先して露出は自動まかせ。夕日の明るさに引っ張られて列車が黒くつぶれるかと思ったが、結果オーライ、幸運な一枚となった。

2017年3月3日金曜日

写真の合成してみる


写真で作品と言えるものを撮る場合、望ましいのはそれを1発でえられることだろう。しかし何らかの表現をしたくて、時間的・機能的制約で写真を合成することに自分としてはあまりこだわりはない。例えばこの星の円周運動を表現した作品は100枚程度の写真を比較明合成したものだ。最近のカメラにはこの機能を内包しているものもある。


この写真は三江線船佐駅おいて互いに本数の非常に少ない列車とバスの邂逅を表現したくて3枚の写真を合成した。ロータリーを転回するバスと、駅に停車中の列車、そして駅から離れていく列車の尾灯。作品としてどうということはない。ただ1枚の写真の中に収めてみたかった、ただ興味本位先行の実験のようなものだ。


芸備線の平子駅方面を山道から見下ろした写真。すでに現場は真っ暗で、長時間露光でかろうじて里の様子が伺える程度。こんな状況で向かってくる列車を撮ると線路上に白い光跡が曳かれるだけ。できたら前照灯を反射したレールとともに列車は止めて撮りたい。しかし国道を走る車の赤い尾灯が長く曳かれた様子も表現したい。結果取り入れた手法は、まず背景として列車が来る前に長時間露光をして車の尾灯を曳かせ、列車が来た時に感度をあげて何とか列車が止まるシャッター速度を稼いでもう一枚撮る。列車の画像として必要なのは適度な明るさの前照灯とレールの反射のみなので、この2枚を合成して1つの作品としたわけだ。合成には賛否あることは承知しているが、自分としては作品作りのなかでバランスを取りながら取り入れていきたいと思っている。

2017年3月1日水曜日

江津本町の鼻ぐり石



機種:Canon EOS 7D
ISO感度:100
シャッタースピード:1/166秒
レンズ絞り値:F14.0
露光補正量:EV-1.0
レンズの焦点距離:10.00(mm)

古い町並みが残る江津本町。その裏路地の水路端に点々と残る鼻ぐり石。水運の中継地として、牛馬をつなぎとめるために設けられたのだそうだ。その連なった様子を三江線と交えて撮ってみたくなった・・・が、コレジャナイ。


機種:Canon EOS 7D
ISO感度:100
シャッタースピード:1/250秒
レンズ絞り値:F8.0
露光補正量:EV-1.0
開放F値:F2.8
レンズの焦点距離:115.00(mm)
EF70-200mm f/2.8L IS USM

日を改めて鼻ぐり石を題材に再挑戦。望遠で圧縮効果を狙ってみた。まだやりようはあるはず。


機種:Canon EOS 7D
ISO感度:800
シャッタースピード:1/320秒
レンズ絞り値:F14.0
露光補正量:EV-0.7
開放F値:F4.0
レンズの焦点距離:16.00(mm)
EF-S10-22mm f/3.5-4.5 USM

そして3回目。いっそのこと鼻ぐり石の穴にレンズを通して撮ってみようと思った。ただレンズを突っ込みすぎると単なる円形黒縁になってしまう。できたら額縁が鼻ぐり石であることも表現したいので石の質感が出るギリギリまでレンズを引いてなおかつ額縁をオフセットしてみた。これを書いているうちにもう一つアイデアが浮かんだので次の機会に挑戦してみよう。

機種:Canon EOS 7D
ISO感度:800
シャッタースピード:1/400秒
レンズ絞り値:F8.0
露光補正量:EV0.0
開放F値:F2.8
レンズの焦点距離:100.00(mm)
EF70-200mm f/2.8L IS USM

ということで江津本町を再び訪れた。鼻ぐり石越しに川面に写った列車を取り入れてみた。結局構図を詰め切れなかった感で残念なことになってしまった。次回、5度目の再挑戦を誓う。